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トラ(30代)です。私が勤める林エンジニアリングも、めでたく1周年を迎えました。今日はここに林エンジニアリングの設計部隊がどんなことをしてきたのか備忘録として残したいと思います。
機械設計のお仕事
私達はこの1年、ちょっと無理してでも色々な事にチャレンジしてみよう!みたいな感じで色々設計してきました。
私達がトライしてきた設計案件は、食品製造にまつわるお仕事、ライン設備、搬送関係のお仕事、半導体にまつわるお仕事です。そのため、この1年は多くのカテゴリのお客様とお付き合いさせていただき設計の技術や新しい知識をとても多く勉強できた1年。
非常に多くの機械要素にも触れてきたのは大変貴重な経験です。
もう息が出来ないほど全力で突っ走ってきました。(今年はあと2ヶ月ほど残っていますがすでに惰性状態)
設計が上手くいっても、更に改善できないか日々考えトライを何度も繰り返してきました。
上手くいかなかった場合はとにかく凹みました。
CADの使い方、働き方、モノゴトの捉え方。
色々トライする中で気づいたこと。
それは
「考えるんじゃない感じるんだ!」 ということ。
私達のような小規模組織の場合、ある一定のルール上でしか動けない組織であることが作業の効率を大幅に下げることになります。
従来の設計ルールは、今までの実績から来ているわけであって、その手法に拘り続けると前に進むことが出来ないことが多々あります。自分の設計、仲間の設計を見て「違和感」を感じたら常に最新のルールを作りやり方や考え方をアップデートしています。
本質は何か見極めること。その本質をどう捉えるのか。
今は何を優先するべきなのか。
間違えていることがあれば仕切りなおす。
壁にぶつかったら「triz」などの手法を改めて採用してみるなど。
常に進化し続けるためにはとても大切なことです。
今の時代、特に地方のエンジニア不足がものすごく深刻で、人材を確保することも難しいです。私達のようなエンジニアチームこそ、お客様の動きに合わせて柔軟に対応することが求められていると思います。お客様からのお仕事の受け取り方、私達から意見を述べるときの提案の仕方。お客様の要望にどれだけ合わせていけるのか。それが課題でした。
もちろん働き方もその案件と納期に併せてシフトして出来る限りパワーを掛け最短で行なうよう努力してきました。
今は皆が自分の生活スタイル、体調に合わせて負荷分担が出来るようになってきました。
時間に追われるストレスや一人でどうにかしなければいけないプレッシャーをまともに受けることが減り、結果的に仕事の質もよくなりました。ここからの1年、またどんなお仕事をいただけるのか。とても楽しみです。
自社製品の開発
上記の機械設計業務の合間を見て少しずつではありますが自社製品の開発も進んでいます。
こちらはいかに設計の段階から品質の保証まで織り込むのかがポイントになっていて、そのうちリリースするかと思うんですが私達のチームの特色を生かしたお仕事に発展しそうです。
それも、今ある会社同士の仕切りがあるお付き合いとは少し違った感覚の提案です。
これもどうなるかやってみないとわかりませんが上手くいくとよいです。
これからも林エンジニアリングをよろしくお願いいたします。